麻酔の問題集 担当:H先生
「CPRについて」
第一問:BLSについての問題
・BLSはCBA(胸骨圧迫→気道→呼吸)の順番に。
・正常な呼吸でない場合は呼吸停止とみなす。
・市民・非熟練医療従事者はpulselessの確認必要ない。すぐCPR。
・胸骨圧迫が強調されるようになった。
→Reaの報告
→胸骨圧迫群のみ群、呼吸補助併用群を比較。
→生存退院率、神経学的予後に差がなかった。
・非心源性心停止、小児の場合は人工呼吸併用で予後改善。
・人工呼吸が全く否定されたわけではない。
→医療従事者なら30:2をしましょう。
第二問:ACLSについての問題
・蘇生薬剤の推奨度など。
・VF/pulselessVT→エピネフリン、アミオダロン考慮。
・PEA/Asistole→アトロピン不使用
・EtCO2モニターの使用推奨。
・パルスチェックのタイミング
・ROSC後の管理など。
・アミオダロン/ニフェカラント/リドカインそれぞれ。
・経気道投与量。
第三問:CPR中の生理
・CPR中は脳と心臓に血液がシフトする。
・EtCO2モニターの役割
→食道挿管のルールアウト
→胸骨圧迫の質の評価
→ちなみに当院救急外来でも使えるようになりました。
第四問:いろいろ問題
・子供のCPAについて
・除細動のエネルギーについて。二相性、単相性。
・脳血流の自動調節について
・軽度低体温について
・心拍再開後のintensive careについて
・呼吸:過換気、過剰酸素化を避ける。
・循環:輸液、クスリ、デバイス、PCIなど。
・低体温:12-24時間、32-34℃
・痙攣予防
・血糖コントロール
・NSE神経特異エノラーゼ、S100-bとか。