2018年12月28日金曜日

12月第4週の朝勉強会

12月第4週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「ビタミンC」(担当:K先生)
 ・補酵素としてのビタミンC
 ・敗血症性ショックとビタミンC
   ・チアミン+ヒドロコルチゾン+ビタミンC
 ・心臓血管手術におけるビタミンC
   ・POAFを減らす?
   ・Vasoplegic shockに効果がある?
木:麻酔科勉強会「カフ圧」(担当:H先生)
 ・カフ圧系の意義
 ・カフの役割
 ・指摘カフ圧
 ・カフの材質
   ・PVCとPU
   ・高容量低圧カフと低容量高圧カフ
 ・Folding現象
 ・テーパー型カフ
 ・カフ圧系がない時にカフ圧は予測できるか?
  ・手の感触に頼ると入れすぎる傾向
金:初期研修医勉強会「未破裂脳動脈瘤と麻酔」(担当:A先生)
 ・未破裂動脈瘤の破裂リスク因子
 ・麻酔時の異常高血圧は破裂リスクになるのか


CHD持続下での緊急手術

2018年12月21日金曜日

12月第3週の朝勉強会

12月第3週の朝勉強会

月:ICU勉強会「CDトキシンup to date」(担当:M先生)
 ・クロストリジウム→クロストリディオイデスに名前が変わった
 ・入院患者の下痢まとめ
   ・頻度、原因、リスク因子
 ・抗菌剤関連下痢症
   ・リスク因子
   ・診断
   ・検査
     →CDトキシン2回目検査を出す意義はあるのか?
 ・メトロニダゾールと中枢神経障害
 ・フィダキソマイシン(ダフクリア)
 ・手術適応
 ・手術前投薬とCD感染
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「ASA@San Francisco参加報告」(担当:O先生)
 ・発表カテゴリー
 ・登録方法
 ・ePosterの作り方
 ・投稿準備、参加費
 ・当日Registration方法
   ・Scientific Abstract
  ・Medically Challenging Cases
 ・リフレッシャーコース
  ・面白かったトピック紹介
 ・ドレスコード
 ・Japan Night
木:麻酔科勉強会「バソプレッシン」(担当:先生)
 ・V1a、V2b、V2受容体
 ・適応
 ・shockとバソプレッシン
  ・ノルエピネフリンvsバソプレッシン
  ・使用上限は?
 ・心臓手術とバソプレッシン
  ・POAFとの関連
金:初期研修医勉強会「迅速導入とセリック法」(担当:S先生)
 ・誤嚥は麻酔関連死亡の50%以上
 ・迅速導入とBURP法
 ・Sellick法の有効性について



  

2018年12月14日金曜日

12月第2週の朝勉強会

12月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「臨床工学技士の活動」(担当:ME:Y氏、I氏)
 ・当院の臨床工学技士体制
   ・現在29名、4部門体制、当直あり
   ・手術部門では常勤8名、非常勤1名
 ・手術部門での活動
  ・心筋保護液組成の変遷
  ・ACT vs へプコン
  ・HITプロトコルの作成
  ・人工肺へのシャント回路接続
  ・NO療法
 ・ICU、血液浄化部門での活動
  ・人工呼吸器ラウンド
  ・PCPSラウンド
  ・IABPラウンド
  ・HD、CRRT→ICUでは麻酔科管理に
  ・PS膜 vs CTA膜
  ・人工肝補助療法としてのOnline-HDF
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「挿管刺激をどう抑えるか」(担当:S先生)
 ・ロクロニウムを早く効かせたい
   ・ロクロニウムは高齢者では効果発現が遅れる
   ・レミフェンタニルでCO↓によりさらに効果発現が遅れる
      →挿管時に体動をきたすことがよくある。
   →Priming Principleが有効?
   ・生食20mlでフラッシュすると15秒ほど早く効果発現
 ・挿管刺激を抑制したい
   ・レミフェンタニルの指摘血中濃度は?
   ・レミフェンタニルが指摘血中濃度に達するまでの時間は?
     →0.5γでは5-10分かかる可能性。
     ・CABGでは挿管前1γを推奨する論文もある。
 ・頻脈を防ぎたい
   ・ランジオロールivは4分前、少なくとも90秒前がよいとの報告。
木:麻酔科勉強会「傍脊椎ブロック(PVB)」(担当:K先生)
 ・適応、利点などまとめ
 ・交差法 vs 平行法
 ・硬膜外麻酔 vs PVB
金:初期研修医勉強会「鼻手術後の覚醒時興奮」(担当:先生)
 ・なぜ鼻手術後にagitationが多い?
 ・覚醒時興奮のリスク
   ・疼痛
   ・不安
   ・男性
   ・性格
   ・小児など
 ・RASSとSASによる評価
 ・デクスメデトミジン併用でagitation頻度低下
 ・TIVA vs 吸入


2018年12月7日金曜日

12月第1週の朝勉強会

12月第1週の朝勉強会

月:ICU勉強会「企業説明会~プレセデックス」
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「PACU」(担当:Y先生)
  ・PACUをトピックスにした英語講演を聞く
   →各自聞き取ったことを合わせて内容を再現
   →全員で内容についてディスカッション
木:11月症例振り返りその1(担当:M先生)
  ・帝王切開で娩出後の低血圧と徐脈
  ・挿管困難症例の開頭術中に挿管チューブのカフ破れが発覚
  ・小児症例、挿管チューブの痰閉塞
  ・予期せぬ声門下狭窄
  ・DaVinci手術でCO2塞栓
  ・セファゾリンでアナフィラキシー、手術中止に
金:初期研修医勉強会「周術期口腔機能管理」(担当:W先生)
  ・唾液の働き
  ・周術期の口腔衛生状態
  ・安静時の誤嚥
  ・手術と口腔ケア
  ・内因性VAPと外因性VAP
  ・カフと垂れ込み
  ・気管挿管の合併症~歯科トラブル編
  ・周術期口腔機能管理の対象
    ・人工股関節手術、脳卒中患者も対象に
  ・頭頸部外科手術と術前口腔ケア
  ・食道手術と術前口腔ケア
  ・フロアからの質問
    ・術前口腔ケアの最適タイミングは?
    ・かかりつけ医で行ってもらうのはどんなケース?
    ・抜歯により菌血症になるのでは?  


TAVI麻酔中。Rapid Pacingモードの確認。

2018年12月6日木曜日

経皮的気管切開ハンズオン

「経皮的気管切開ハンズオン」
 



豚の気管&肺を用いた経皮的気管切開ハンズオンが当院麻酔科で開催されました。
日勤時間帯の開催ではありましたが、スタッフで交代を駆使して専攻医の先生および麻酔科ローテーション中の初期研修医の先生はほぼ全員、経皮的気管切開を経験することができました。
今後も当科では麻酔科各種フェロー、麻酔科専攻医、初期研修医を対象として定期的に各種ハンズオンを開催する予定です。若手の先生方の手技習得の一助になればよいと思います。

2018年12月3日月曜日

11月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

11月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

月:ICU勉強会「脳障害患者の抜管」(担当:T先生)
  ・SBTプロトコルの復習
  ・自発覚醒トライアル
  ・咳嗽力、喀痰排出力の評価法
  ・脳障害患者とGCSスコア
  ・脳障害患者の抜管失敗率
  ・FOUR Score
火:麻酔科定例カンファレンス
水:初期研修医プレゼンテーションアワード
木:専攻医勉強会「血圧モニタリング」(担当:H先生)
  ・血圧測定の歴史
  ・共振の問題~アンダーダンピング
  ・オシロメトリック法
  ・NIBPに影響する各種因子
  ・これからはMAPを指標にするべき?
金:麻酔科勉強会→担当者緊急手術中につき中止


当科では朝の勉強会における初期研修医の先生の発表をスタッフ、専攻医全員で評価しています。11月最終週、2カ月の麻酔科ローテーションの中で特に優れた発表を行ったY先生に対して表彰が行われました。


 
     部長より表彰を受けるY先生

当科では初期研修医の先生に対する麻酔科教育を大変に重要だと考えています。今後も初期研修医の先生が麻酔科ローテーションを通じて多くの知識と経験を身に付けてもらえるよう工夫を重ねていこうと考えています。