2019年5月17日金曜日

5月第3週の朝勉強会

5月第3週の朝勉強会

月:ICU勉強会「腎代替療法」(担当:F先生)
 ・腎代替療法の適応
 ・HD, HF, CHD, CHF, CHDF
 ・敗血症と腎代替療法
 ・早期開始でoutcomeは変わりうるか?
火:麻酔科定例カンファレンス
水:初期研修医勉強会「CABGにおけるTIVA vs 吸入麻酔」(担当:K先生)
 ・"Volatile Anesthetics versus Total Intravenous Anesthesia for Cardiac Surgery" (N Engl J Med 2019; 380:1214-1225)を読む。
木:麻酔科学会予演会(担当:Y先生)
金:初期研修医勉強会「麻酔導入とバッグマスク換気」(担当:T先生)
 ・急速導入とは
 ・迅速導入とは
 ・誤嚥のリスクと低酸素血症のリスクのバランス
 ・"Bag-Mask Ventilation during Tracheal Intubation of Critically Ill Adults" (N Engl J Med 2019; 380:811-821)を読む。


2019年5月10日金曜日

5月第2週の朝勉強会

5月第2週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:4月症例振り返り(担当:H先生)
  ・気道確保に工夫を要した顔面外傷症例
  ・ドロペリドールと錐体外路症状
  ・挿管困難の小児症例
  ・DD twinの超緊急帝王切開
木:専攻医勉強会「血圧 so close yet so far」(担当:M先生)
  ・血圧測定の歴史
    ・有名な馬の絵
  ・Windkessel Model
  ・sBPとdBP
   ・sBPの意義とは?
  ・平均血圧の意義
   ・平均血圧と臓器還流
  ・オシロメトリック法
  ・適切なカフサイズの選択
  ・ABPの波形
   ・年齢による変化
   ・測定場所による変化
  ・ABP vs NBP
金:麻酔科勉強会「2群間の比較」(担当:Y先生)
  ・データの分類
   ・連続変数、順序変数、名義変数
  ・連続変数の解析
   ・正規分布
    ・対数正規分布
   ・分散
   ・t検定、Welch検定、Mann-Whitney U検定
   ・一元配置分散分析(ANOVA)
    ・post-hoc検定と第1種の過誤の調整
  ・順序変数の解析
   ・Mann-Whitney U検定
   ・Wilcoxon符号付順位和検定
   ・Kruskal-Wallis検定
  ・名義変数の解析
   ・Fisherの正確検定
   ・カイ二乗検定
     ・信頼区間の計算とNNT
   ・McNemar検定
   ・Cochran Q検定

2019年5月7日火曜日

GW10連休

令和改元に伴うGW10連休が終了しました。
10連休中の緊急手術は63件、うち麻酔科管理件数は45件でした。
10日中8日が徹夜手術となり、担当の先生方は大変だったと思います。
今後も神戸市の基幹救急病院としての役割を果たすべく、スタッフ一同頑張っていこうと思います。



2019年5月5日日曜日

4月第4週の朝勉強会

4月第4週の朝勉強会

月:ICU勉強会「横隔膜をよく知る」(担当:Y先生)
 ・横隔膜
   ・哺乳類にのみ存在する
   ・最大の吸気筋
   ・吸気時に収縮する
 ・重症患者における横隔膜機能障害
   ・横隔膜機能障害を疑う所見
    ・奇異呼吸
    ・Weaningが進まない
    ・過換気
    ・胸部単純レントゲン初見
 ・横隔膜機能の評価
   ・経横隔膜収縮圧(PdiTw)
   ・横隔膜エコー
    ・Zone of Apposition (ZOA)
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「EFFORT trial」(担当:H先生)
  ・重症患者におけるタンパク投与
  ・日本におけるタンパク充足率
  ・いつタンパク投与をupさせるか
  ・プロテインパウダーの使用
  ・ホエイプロテインの有効性
木:企業説明会
金:担当者緊急手術担当中に付き中止


2019年4月22日月曜日

4月第3週の朝勉強会

4月第3週の朝勉強会

月:ICU勉強会「Aquarium Sign」(担当:O先生)
   ・エコーにてHV, IVCにMicrobubbleを認めた例
  ・門脈ガス血症(HPVG)の生理
   ・最初は腹部Xp所見として報告
   ・新生児の予後不良サイン
   ・発症機序
    ・腸管粘膜損傷
    ・腸管内圧上昇
      ・イレウス
      ・内視鏡
      ・注腸造影
    ・ガス発生菌
   ・診断としてはCTが一般的
  ・門脈ガス血症とエコー
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「下肢ブロックまとめ」(担当:H先生)
  ・腰神経の解剖
  ・腸腰筋群の解剖
  ・大腿神経ブロック
  ・腸骨筋膜下ブロック
  ・坐骨神経ブロック
木:麻酔科臨時カンファレンス
金:麻酔科勉強会「Failed Spinal Anesthesia」(担当:K先生)
  ・脊髄くも膜下麻酔の失敗:3~17%
  ・原因
   ・先天性くも膜のう胞(4.5~9%)
   ・針先が髄腔内に半分しか入っていない
   ・硬膜がflapとなり邪魔をしている
  ・15分待っても効果不良なら追加処置を考慮すべき

2019年4月15日月曜日

4月第2週の朝勉強会

4月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「J-PICS study」(担当:K先生)
   ・ICU survivor
  ・CIFT~Critical Illness Follow-up Team
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「全身麻酔帝王切開」(担当:H先生)
  ・Grade A帝王切開
  ・帝王切開における全身麻酔の適応
   ・脊髄くも膜下麻酔が効かない場合
    ・Dry Tapとは
    ・Dry Tapの原因
  ・術中覚醒のリスク
  ・RSI or 急速導入
  ・分娩進行とMallampati分類
  ・妊婦と誤嚥
  ・導入薬
  ・オピオイド使用の是非
木:麻酔科勉強会「DLT」(担当:O先生)
  ・DLTのメカニズム
  ・利点
   ・健側保護、非換気側CPAP、太いルーメン内
  ・欠点
   ・硬い、太い
   ・長期留置に向かない
  ・左用、右用について
  ・エコーで気管径を確認する方法
金:麻酔科勉強会「Low Risk患者に対するTAVI」(担当:K先生)
  ・Sapien vs Evolut
   ・特性と合併症の違いなど
  ・TAVI予定患者の評価
   ・frailty
   ・STS score
  ・低リスク患者に対するTAVI


硬膜外麻酔の指導中

2019年4月7日日曜日

4月第1週の朝勉強会

 4月第1週の朝勉強会

月:ICU勉強会「VISION」(担当:U先生)
 ・日本における視覚障害者数
 ・視覚障害者を誘導する
 ・isee!運動
 ・弱視者の見え方
 ・VISIONとは
   ・視野、見え方
   ・VISIONと意思決定プロセス
   ・多次元関数
   ・臨床倫理コンサルテーションチーム
火:麻酔科定例カンファレンス
水:3月症例振り返り(担当:K先生)
  ・術中rapid AFになり循環維持に苦慮
  ・喀痰貯留で換気に苦慮
  ・右胸腔鏡手術で左側が気胸に
  ・スガマデクスでアナフィラキシー疑い
  ・術後脳梗塞
  ・抜管後ST低下
  ・IVC腫瘍塞栓が術中に右房に遊離し緊急開胸
木:麻酔科臨時カンファレンス
金:麻酔科勉強会「観察研究」(担当:Y先生)
  ・観察研究
   ・横断研究
   ・縦断研究
    ・コホート研究
     ・利点と欠点
     ・前向きコホート研究と過去起点コホート 研究
       ・Propensity Score Matching
    ・症例対照研究
     ・利点と欠点
     ・バイアスについて
     ・バイアスを回避するための手法
  ・リスク比とオッズ比
   ・リスク比を使う例、オッズ比を使う例
   ・リスク比とオッズ比の相関
   ・ロジスティック回帰分析



2019年4月5日金曜日

2019年度新体制

2019年度新体制

4月を迎え、当科も新体制での業務が始まりました。
本年度は新専攻医6名、新ICUフェロー2名を含む9名の新たな先生を迎えました。いずれも意欲にあふれる素晴らしい先生方です。
例年通りスタッフ一同全力を上げて、また新しい先生方の教育に取り組んでいきたいと思います。


2019年3月29日金曜日

3月第5週の朝勉強会

3月第5週の朝勉強会

月:ICU勉強会「HFNC Up-to-Date」(担当:I先生)
 ・HFNCの呼び名は各種
   ・日本では「ネイサルハイフロー」が一般的
 ・現状
   ・急性呼吸不全での使用が多い。
   ・40%は一般病棟で施行されている。
 ・生理学的効果
   ・正確なFiO2
   ・PEEP effect
   ・死腔のWashout
   ・加温による気道クリアランスの改善
 ・HFNCと挿管回避の関係
   ・急性呼吸不全ではNPPVと同等
   ・免疫抑制患者では生存率も上がったという報告
 ・抜管後再挿管予防
火:麻酔科定例カンファレンス
水:卒業記念講演(担当:H先生)
  ・大学病院と中央市民病院の違い
  ・ASA-PS5との戦い
   ・CHD回しながら手術など
  ・鎮静化TAVIの経験
  ・超重症患者の対応
  ・GICUでの経験
   ・ECMO, IABP, CRRT, PICC挿入など
木:卒業記念講演(担当:S先生)
  ・4年間を振り返る
    ・25-30%が緊急手術だった
    ・開心術の麻酔は年間50件程度経験
金:初期研修医勉強会「輸血と倫理」(担当:M先生)


2019年3月22日金曜日

3月第4週の朝勉強会

3月第4週の朝勉強会

月:卒業記念講演(担当:K先生)
  ・中央市民病院での2年間を振り返る
  ・印象に残った症例
    ・抜管後の大量出血症例
火:麻酔科定例カンファレンス
水:卒業記念講演(担当:O先生)
  ・中央市民病院での3年間を振り返る
  ・全身麻酔を経験しました。
  ・印象に残った症例
    ・23時間の手術を先発完投など
金:初期研修医勉強会「術中の麻酔科医抗体と合併症」(担当:O先生)
  ・麻酔科医の交代は合併症増加に関連する?



2019年3月20日水曜日

2018年度集合写真

朝カンファレンスの間に2018年度版の集合写真を撮影しました。
緊急手術中、院外研修中などで何名かの先生方は撮影に参加できなかったのが残念です。
3月を以て卒業される先生方は当院での経験を胸に、新天地でも是非頑張って頂きたいと願っています。



2019年3月18日月曜日

3月第3週の朝勉強会

3月第3週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUにおけるRRTと利尿薬」(担当:M先生)
  ・RIFLE→AKIN→KDIGO
  ・AKIの疫学
   ・心外術後10-20%, RRTを要するもの5%
  ・AKIの病態生理
  ・CVPとCreの関係
  ・RRT
   ・拡散、限外ろ過
   ・各種浄化モード
  ・CRRT vs IRRT
  ・透析の適応~AIUEO
  ・RRTか?利尿薬か? 
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「麻酔薬、クスリか毒か?」(担当:Y先生)
  ・麻酔のon off rangeは狭い
  ・アイソボログラム
  ・吸入麻酔薬の毒性
   ・MASK study
    ・小児麻酔と神経学的予後について
  ・高齢者と麻酔毒性
    ・POCDと認知症の関係は?
  ・ESA Guideline
  ・高齢者とBIS
木:麻酔科勉強会「卒業記念講演」(担当:M先生)
  ・中央市民病院での5年間
  ・メイロンの話
金:初期研修医勉強会「ECMOとARDS」(担当:Y先生)
  ・論文読んできました。


2019年3月8日金曜日

3月第2週の朝勉強会

3月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUフェローシップ振り返り」(担当:S先生)
  ・当院ICUフェローシップ制度について
   ・理念
   ・目標
   ・ローテーション体制
    ・GICU and EICU
    ・プレホスピタル
    ・RRS
    ・mobile ICU
    ・手術室麻酔
    ・長距離搬送
    ・・・
   ・得られる資格について
   ・研修医教育
   ・ICU運営、マニュアル作り    
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「1月症例振り返り」(担当:M先生)
   ・繰り返す脳出血、循環維持に苦慮した1例
   ・術中腸骨動脈解離
   ・麻酔導入前に失神、急変コール
   ・開口不能、full stomach、狭小鼻腔の緊急開腹手術
   ・覚醒遅延症例
   ・再挿管症例
   ・TAAAありDLTがフィットしない
   ・PACUで意識障害
   ・予期せぬ右下葉換気になりSpO2低下
   ・ESD麻酔、導入後にショック
     ・気道狭窄症例
     ・術中カフが破れた
   ・ソーダライム交換トラブル
木:麻酔科勉強会「術前炭水化物負荷について」(担当:H先生)
   ・ERASの効果
    ・蛋白バランスの改善
    ・空腹、口渇感の改善
    ・インスリン抵抗性の軽減
    ・肺機能、握力も改善
    ・不安の軽減
    ・コスト削減
   ・重症症例に対するERAS
    ・血糖値、インスリン投与量に差はなし
    ・カテコラミン使用量も少ない
   ・炭水化物+魚油で術後感染が減る
   ・エコーによる胃内容測定
   ・アクアファン and プレオペ
   ・ゲータレードは?
金:初期研修医勉強会「術中輸液量」(担当:K先生)
   ・Fixed volume approach
   ・Zero balance approach
   ・Goal-directed fluid approach
   ・輸液反応性の指標
    ・静的指標
    ・動的指標
    ・機能試験:PLR, Fluid Challenge
   ・Liberal vs Restricted
   ・Restrictedの弊害



2019年3月1日金曜日

2月第5週の朝勉強会

2月第5週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUにおけるストレス潰瘍」(担当:K先生)
  ・ICUにおける消化管出血の頻度:1.5~8.5%
  ・15%の患者は潰瘍予防がなされていない
  ・ピロリ菌も関与?
  ・リスクファクターまとめ
  ・治療薬剤
   ・H2B vs PPI
   ・院内肺炎との関連
   ・CDIとの関連
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「腕神経叢ブロック」(担当:H先生)
  ・解剖
   ・腕神経叢の解剖
   ・頚部血管の走行
   ・頚部神経の分布
   ・各神経の支配領域
  ・Traceback Technique
  ・横隔神経麻痺
  ・腋窩アプローチ
  ・解剖学上のanomaryについて
木:「治験説明会」
金:初期研修医勉強会「マスク換気困難の対応」(担当:Y先生)
  ・マスク換気困難の頻度
  ・原因
   ・ガスのリーク
   ・気道抵抗の上昇
   ・呼吸器コンプライアンス低下
  ・貧乏人のラリンジアルマスク
  ・無歯顎に対する鼻マスク換気


血管造影室での出張麻酔

2019年2月22日金曜日

2月第4週の朝勉強会

2月第4週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUでのカルシウム」(担当:I先生)
 ・Caの基本事項
 ・細胞外のCaは全体の1%
 ・総Ca vs イオン化Ca
  ・補正Caでイオン化Caを予想するのは難しい
  ・イオン化Caを測定することが望ましい
 ・PHT、VtDとCaの関係
 ・ICUにおける低Ca血症
  ・ICUでの低Caの補正に意味はあるのか?
  ・Caは有害かもしれない
  ・補正したところで予後に有意差なしという研究も
 ・MIMIC IIデータベースより
  ・Ca投与は28日死亡率を下げた
  ・90日死亡率も下げた
  ・投与が多すぎると死亡率が上がった
  ・重度低Caは単なるバイオマーカー?
火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「院外研修報告」(担当:O先生)
木:麻酔科勉強会「肝臓とアルコール」(担当:Y先生)
  ・肝血流まとめ
    ・二重支配、内因性調節、外因性調節
  ・Child Pugh分類とMELD score
  ・肝硬変の循環動態
  ・肝肺症候群とPoPH
  ・アルコール依存症はARDSリスクを増やす
  ・アルコールに関係する受容体
   ・NMDA, 5-HT3, CABA
  ・CAGE score
金:初期研修医勉強会「手術中の血圧管理目標」(担当:O先生)
  ・HTN患者の術中至適血圧は?
  ・個別血圧管理 vs 一般的血圧管理
  ・JAMAの論文を紹介

2019年2月15日金曜日

2月第3週の朝勉強会

2月第3週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:麻酔科勉強会「MitraClip」(担当:H先生)
 ・MitraClipとは?
  ・EVERST II trial
  ・MITRA-FR trial
  ・COAPT trial
 ・日本での選定基準
 ・MitraClip挿入方法
 ・合併症
 ・麻酔方法
木:麻酔科勉強会「ECMOと麻酔」(担当:U先生)
 ・先日ECMO使用患者の麻酔を担当
 ・「PCPS」の定義
   →日本でのみ使用。FFで回す
   ・VA ECMO≠PCPS
 ・「ECLS」の定義
 ・VA ECMOの適応
   ・ELSO 2013ガイドラインより
   ・JCS 2017ガイドラインより 
 ・ECMOの禁忌
 ・後負荷の増大について
   ・A弁を開放させるために
   ・冠動脈血流の酸素化を保つために
 ・IABPとの併用
 ・ECMO使用患者の呼吸器設定
   ・Anesthesiology 2018のReveiw
 ・目標ACT, APTT
 ・抗凝固薬は?
   ・ナファモスタットvsヘパリン
 ・IMPELLAについて
金:初期研修医勉強会「病院到着前気道確保」(担当:Y先生)
 ・最近はSGAの使用も増えている
 ・ETI vs SGA
 ・各種SGAのまとめ
  ・I-gelはラテックスフリー
 ・SGAの適応
 ・院外CPAに対する気道確保
  ・ROC PRIMED study
  ・LT vs ETI
  ・LTは初回成功率が高く施行時間も短い
  ・72h生存率に有意差はなかった
 ・麻酔科研修でもSGA使用に慣れるべきか



2019年2月13日水曜日

人工心肺ハンズオン

「人工心肺ハンズオン」

本日、当院手術室にて麻酔科医師、集中治療部医師、初期研修医、手術室看護師などを対象に臨床工学技士主催の人工心肺ハンズオンセミナーが開催されました。実際に人工心肺装置、IABP、ECMO、体外式ペースメーカー、各種送血脱血デバイスに実際に触れて動かしてみることでさらに深い知識を得てもらう企画です。
夕方開催ではありましたが、麻酔科スタッフ一同協力して、麻酔科専攻医の先生、麻酔科ローテーション中の初期研修医の先生には全員に参加してもらうことができました。


 「人工心肺装置に触ってみよう」

 初期研修医の先生方も興味津々

 実際にシミュレーターを使って動かしてみます

これがやってみるとなかなか難しい

ECMOの操作も勉強します

IABPのバルーンにも実際に触ってみることができます。

 レトロカニューレを挿入するのは結構難しい

専攻医の先生方にも楽しんで勉強してもらいました。

2019年2月11日月曜日

2月第2週の朝勉強会

2月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「SCCM予演会」(担当:K先生、H先生)
  ・SCCM@San Diegoに演題発表する先生方による予演会
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「1月症例振り返り」(担当:H先生)
  ・帝王切開で高位脊麻に
  ・挿管後にpulseless VTに。CPR&DCでROSC
  ・硬膜外カテーテルが抜けなくなった
  ・術後ドレープと一緒にパイロットカフチューブも切断
  ・頚椎術後、抜管後再挿管
  ・外傷性気胸、抜管後再挿管
木:麻酔科勉強会「抜管ガイドラインの紹介」(担当:H先生)
  ・DAS 2012ガイドライン
  ・気道反射について知る
    ・過剰、過小、異常
  ・貯蔵酸素の消費スピード
  ・抜管に向けての4STEP
   ・Plan
    ・導入前にPlan、抜管前にReview
   ・Prepare
            ・Low riskか、At riskか
   ・Perform
    ・抜管前はFiO2 1.0が良さそう
      →吸収性無気肺のリスク、酸素毒性も考慮
    ・体位
    ・吸引
      →理想的には喉頭鏡で見ながら
    ・Corner's clotに注意
    ・リクルートメント
    ・加圧抜管vs吸引抜管
    ・バイトブロックは?
    ・チューブを噛まれたらどうする?
   ・Postextubation
  ・喉頭浮腫予防のステロイド
  ・その他のトピックス
   ・深麻酔下抜管
   ・LMA入れ替えて抜管
   ・Remifentanil残したまま抜管
金:初期研修医勉強会「PONV」(担当:K先生)
  ・PONVの定義
  ・メカニズム
  ・関連するレセプター
  ・中枢性嘔吐、末梢性嘔吐、薬物による嘔吐
  ・リスク評価
    ・患者要因、麻酔要因、手術要因
  ・APFEL Score
  ・ネオスチグミンリバースはPONVのリスクになる?


2019年2月1日金曜日

1月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

1月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

月:ICU勉強会「テロ災害に備える」(担当:T先生)
  ・CBRNE
  ・日本におけるテロのリスク
  ・テロを認識する
    ・同じ場所、多くの患者、症状が同じ
  ・テロに巻き込まれた場合の対応
  ・2次汚染のリスク
  ・Gate Controlの重要性
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「血液型と不規則抗体」(担当:M先生)
  ・表裏試験不一致の緊急症例を経験
    →輸血はどうする?
  ・ABO式血液型の発見の歴史
  ・血液型検査の概要
  ・表、裏試験が不一致の場合
  ・緊急度とは
  ・主試験と副試験
  ・コンピュータークロスマッチ
  ・シスAB型とボンベイ型
木:麻酔科勉強会「CVカテーテル」(担当:K先生)
  ・適応
  ・合併症
  ・内頸静脈の解剖と走行
  ・CV穿刺時の体位
    ・PEEP、頸部回旋、head-down
     →回旋しすぎると静脈が重なってしまう
  ・ZONE A~Cとは
  ・Ludwig平面
  ・ガイドワイヤーは17.5cm以上挿入しないほうがよい
金:麻酔科勉強会「症例報告の書き方」(担当:Y先生)
  ・症例報告、症例シリーズ報告とは
  ・症例報告の意義
  ・同意書は必要か?
    ・HIPPAガイドライン
  ・倫理委員会への報告は必要か?
  ・タイトルの付け方
  ・抄録の書き方
  ・本文の書き方
    ・はじめに、の書き方
    ・経過の記述
    ・考察の書き方
  ・Authorshipについて
    ・筆頭著者と責任著者
    ・Corresponding Author
    ・和文雑誌への投稿と英文雑誌への投稿


当科では朝の勉強会における初期研修医の先生の発表をスタッフ、専攻医全員で評価しています。1月最終週、2カ月の麻酔科ローテーションの中で特に優れた発表を行ったI先生に対して表彰が行われました。


表彰を受けるI先生

2月からはまた新たな初期研修医の先生を麻酔科に迎えます。今後も初期研修医の先生が麻酔科ローテーションを通じて多くの知識と経験を身に付けてもらえるよう工夫を重ねていこうと考えています。

2019年1月28日月曜日

1月第4週の朝勉強会

1月第4週の朝勉強会

月:ICU勉強会「アンギオテンシンまとめ」
  ・MEPの維持
  ・Refractory shock
  ・Multimodal vasopressors
  ・SepsisとRAS系
   ・アンギオテンシンII、ACEの血中濃度が下ると
    死亡率が上がる?
    →Lacより死亡率の予想が高い?
  ・Shockに対するAngII療法(Giapreza)
    →ARDS, AKIで有効性あり?
    ・CPA患者に対する投与も
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「ケタラールについて」(担当:H先生)
木:麻酔科勉強会「全身麻酔時の歯牙損傷」(担当:Y先生)
  ・歯牙損傷のリスク因子
   ・挿管困難
   ・歯牙状態不良
  ・エナメル質は痛みを感じない
   →歯牙損傷しているか自覚症状がない
  ・ラミネートベニア
  ・エナメル質の破折→レジンで修復
  ・縦方向の破砕→抜歯の適応 
  ・DMF分類と動揺度分類
  ・損傷しやすい場所は?
  ・マウスピースの有用性
金:初期研修医勉強会「周術期脳梗塞」(担当:A先生)




2019年1月18日金曜日

1月第3週の朝勉強会

1月第3週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「そのノド、押さえますか?」(担当:H先生)
 ・1961年、セリック法の登場
   ・輪状軟骨の圧迫
   ・意識消失前10N、消失後30N
 ・クリコイドプレッシャー(CP)はいまだcontrovertial
 ・CT所見での研究
  →食道は気管の直下にないことが多い
 ・MRIでの研究
  →食道は変形するだけで閉じない
 ・嘔吐のメカニズム
  →LES圧<胃内圧で嘔吐へ
  →CPはLES圧を下げる可能性
 ・JAMAのRCTよりセリック法vs偽セリック法
  ・誤嚥に有意差なし
  ・セリック法すると挿管に時間がかかる
  ・Cormack分類も悪くなる
木:麻酔科勉強会「PDPH再考」(担当:Y先生)
 ・脊髄くも膜下麻酔の1%
 ・硬膜外麻酔の硬膜誤穿刺の52-80%
   ・Dura punctureリスクは夜間と若い施行者
 ・複視、聴力低下が主症状のことも
 ・72時間以内に発症
 ・70%は1週間以内に軽快
 ・ペンシルポイント針vsクインケ針
 ・治療法
  ・ブラッドパッチ
  ・翼口蓋神経節ブロック
  ・ワゴスチグミン
金:初期研修医勉強会「OSASと筋弛緩薬」(担当:I先生)
 ・肥満、日本人はBMI<25, WHOでは<30
 ・肥満症は疾患
 ・脂肪細胞の質的異常と量的異常
 ・SASまとめ
  ・定義
  ・閉塞型、中枢型、混合型
  ・AHI
 ・筋弛緩薬とSASの関係
  ・high risk SAS患者は筋弛緩残存が多い
   ・呼吸器合併症も多い
  ・スガマデクスの使用は呼吸器合併症を減らす
   ・コストは高くつく


2019年1月17日木曜日

超緊急帝王切開シミュレーション

年に2回開催される超緊急帝王切開シミュレーションが開催されました。
今回は1F救急外来にて超緊急帝王切切開の宣言がなされたという設定で、
宣言より20分以内での児娩出を目指して、
産婦人科、麻酔科、新生児科、救急部、手術室、ERの協力の下、
多数のスタッフが参加してのシミュレーションが行われました。






2019年1月11日金曜日

1月第2週の朝勉強会

1月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUの過去、未来」(担当:S先生)
 ・ICUの歴史
  ・Intensive Nursing Care
   ・ポリオの大流行と人工呼吸
  ・ICUの父
  ・日本初のICU
 ・tele-ICU
 ・集中治療専門医に必要な資質とは
 ・VAD, IMPELLA, MitraClipへの対応
火:麻酔科定例カンファレンス
水:12月症例振り返り(担当:K先生)
 ・高度肥満患者に対する脊髄くも膜下麻酔
 ・局所麻酔手術中に呼吸停止
 ・挿管困難、マスク換気困難の1例
 ・硬膜外カテーテルのくも膜下への迷入
 ・体位変換で挿管チューブが抜けた
 ・麻酔の説明中に迷走神経反射
 ・鎮静されて手術室に来たため麻酔の説明ができなかった例
木:麻酔科勉強会「胃管」(担当:U先生)
 ・胃管の適応
 ・胃管挿入の合併症
 ・胃管挿入の各種テクニック
  ・逆セリック法
  ・胃管に水を通したまま凍らせて使用
 ・EC junctionをなかなか超えない場合どうする?
金:初期研修医勉強会「デスフルランとレミフェンタニル」(担当:S先生)
 ・デスフルラン vs セボフルラン
 ・デスフルランの使用はレミフェンタニルの使用量を減らす?