8月第3週の朝勉強会
火:麻酔科定例カンファレンス
水:7月症例振り返り2(担当:K先生)
・扁摘後再出血→再挿管
・手術室再挿管は0.1%の頻度
・気道確保困難の可能性
→出血によりビデオ喉頭鏡が不利となる可能性も考慮
・スガマデクスリバース後の再筋弛緩
・スガマデクスの半減期は100分
→3h以内では0.6mg/kgのロクロニウムが効かない可能性
・脊椎くも膜下麻酔が30分経っても効かず全麻に
→手術終了後は完全に効いていた。
・RALP中原因不明の高K血症
・小頭症でDifficult Airway
木:麻酔科勉強会「カリウム」(担当:O先生)
・Kの吸収排泄
・皮質集合管でのK分泌と調節
・体内のK分布
・細胞内98%, 細胞外2%、うち血清0.4%
・偽性高K血症
・高K血症の治療
・不整脈予防
・細胞内へシフトさせる
・体外へ排出させる
・Potassium Channel Syndrome
金:初期研修医勉強会「麻酔薬とがんの予後」(担当:M先生)
・吸入麻酔薬
→がんに対して促進的に働く可能性
・がん細胞のアポトーシスを阻害
・がん細胞の増殖因子を促進
・NK細胞活性を阻害
・血管新生を促進
・プロポフォール
→がんに対して抑制的に働く可能性
・がん細胞の細胞増殖を阻害
・血管新生を阻害
・Opioid
→がんに対して促進的に働く可能性
・血管新生を促進
・吸入麻酔vsTIVAでがん手術の予後は変わるのか?