2012年3月23日金曜日

漢方とエビデンス

初期研修医勉強会 担当:T先生

「漢方とエビデンス」

・陰陽五行
・五臓
・東洋学的な診察
  →切診、腹診、舌診
  →虚実、気、血、水の状態を判断、使う薬の判断。
・一発で症状に対応する薬もある。
  ・若い女性:当帰芍薬散
  ・二日酔:五苓散
  ・夏バテ:清暑益気湯
  ・足のつり:芍薬甘草湯、など。
・飲み方は食前が基本
・名前によって、飲み方が変わる。
  ・○○湯:湯に溶かす。
  ・○○丸:そのまま。
  ・○○散:そのまま、または水に溶かして
  ・○○膏:塗る。
・漢方薬の副作用
  →甘草は高血圧に注意。小柴胡湯の間質性肺炎は有名。
・急性期に使える漢方薬もある。
・慢性期の漢方薬は体質改善に効果あり。
  →しかし専門知識が必要、その奥には怪しげな世界も。
・証、気血水から漢方薬を判断するのは難しい。
  →ならば病名から漢方薬をチョイスできないか?

「ブレイク」
・自作PCの楽しみ。
・6枚スクリーン使ってます。
・メモリー16G、ネトゲがサクサクできます。
・将来の夢はMac天国を作り上げることです。

・大建中湯
  →虚で腹中に寒、蠕動亢進して痛む場合に。
  →治療効果に関する研究結果は出ている。
  →予防は効果は?
  →何にしろnが少ない。。。。
・半夏厚朴湯
  →咳反射を改善、誤嚥を減らす可能性。
  →認知機能障害がある高齢者の肺炎、肺炎関連死を減少させた。
・脳浮腫には五苓散。
・MRSA感染症には補中益気湯。
・褥瘡形成には十全大補湯
・褥瘡感染には排膿散及湯。
・怒りっぽい不安には抑肝散などなど。
・いろいろ本もあります。
・成分が雑多に入りすぎていて、アメリカではやめておこうという話になったらしい。