2012年4月2日月曜日

ICUヘマトロジー

ICU勉強会  担当:S先生

「ICUカンファレンス」

・ヘルペス脳炎→MRI室で痙攣重積→挿管
・原因不明のCK上昇+体温上昇
    →四肢の緊満感なし、CTで虚血所見なし
    →ダントロレン投与も効果?
    →ウイルス疑い網羅的PCRも陰性
    →原因は???


「ICUヘマトロジー」

・RCCについて
  ・TRICC study:輸血目標はHb 7-9g/dlに。心疾患があっても変わらず。
  ・TRACC study:心臓手術対象。Ht>24に。
・FFPについて
  ・ASAガイドラインではINR、aPTT 2倍以上の時
  ・ヨーロッパのガイドラインでは1.5倍以上の時(外傷)
    →ヨーロッパのほうがFFPを入れたがる傾向にあるかも。
  ・FFPをたくさん入れるとINRは1.0まで戻る?
    →1.3までしか戻らない。
・フィブリノゲン、クリオプレシピテート
  ・ASAガイドラインではFib 80-100の時。(2006年)
  ・ヨーロッパのガイドラインでは150-200(外傷)。
     →全体的にはフィブリノゲン濃度をやや高めにするトレンド。
・PCは省略。。。
・トラネキサム酸
  ・BART trial。高用量トラネキサム酸の使用。
            → 30mg/kg loading、16mg/kg/h持続。
  ・メタアナライシス(2007)
         →211のRCT、n=20,000。
    →total 2g以上の群と、2-10gの群では輸血必要性変わらず。
     →トラネキサム酸は合計2gまででいいかも。
・RCC:FFP:PC=1:1:1(アメリカ)
・ノボセブン
    →半減期があることに注意。
    →値段が高い。
・心臓手術術後の抗凝固療法、抗血小板療法について
  ・CABG
    →6時間後にはアスピリン開始。
    →プラビックスは意味なし。ルーチンでの推奨はされていない。
    →CASCADE trial。
    →アスピリン vs アスピリン+WFでも変わりなし。(post-CABG trial)
    →ACCPガイドラインではCABGにWFはいらんと。
・PCIの人
  ・BMS:アスピリン+プラビックス(1-12ヶ月)
  ・DES:アスピリン+プラビックス(12ヶ月以上)
・弁手術
  ・生体弁
    →リスク無し:アスピリン
     →リスクあり:アスピリン+WF
        →A-fib、EF<30%、血栓症の既往、凝固が強い、など。
  ・機械弁
    →アスピリン+WF。INR落ち着くまでUFH。
  ・M弁とA弁での違いは特に触れられていない。