麻酔科勉強会 担当:I先生
「SvO2とVSP」
・SvO2 (混合静脈血酸素飽和度)
→正常値は70%
・SvO2低下
→全身への酸素供給の障害
→貧血や低酸素血症がなければ心拍出量低下を表す。
・VSP(心室中隔穿孔)
・AMIの1-4%
・septalの梗塞の15%に心破裂合併
・1w以内 (特に<24h)
→freshな梗塞部は軟なので。
・予後
→院内死亡率87.9%
・risk factor
・高齢女性
・初回発症の1枝完全閉塞(心機能良、collateがない)
・発症後安静を保っていないもの
・確定診断
→RV→PAのO2 step up!!(&エコー)
・治療はオペのみ!
・早期 or 待機的
・早期オペ
→梗塞部が軟→縫合が難
・David-Komeda法
→梗塞部をドーム型にパッチで覆い、正常心筋に縫い付ける
・待機的オペ(バイタルが許せば…)
→梗塞部が瘢痕化したら、縫合し易い
・Daggett法…直接穴を防ぐ
→実際は、それまでにMOFとなることが多い
・理想は待機オペだが、最近はすぐオペすることが多い
手術室フロアから山側を眺める。