「麻酔EBM勉強会」 担当:O先生
「揮発性麻酔薬とプレコンディショニング」
・実験室データでは・・・
→心筋保護作用、心筋梗塞発生範囲の抑制効果あり。
・臨床研究
→冠血管手術患者において、心筋障害の抑制効果があり。
・吸入麻酔薬の心保護作用
→全期間にわたり投与されると最も効果がある。
・虚血前、虚血後など部分的な期間では効果を認めない。
・セボフルランとデスフルラン
→周術期心筋梗塞の発生率及び死亡率を抑制する効果がありそうである。
・非心臓手術では、データは限定的。
→一部の試験では肝臓、肺など他の臓器への保護作用を示すものがある。
・ガイドラインでは?
・非心臓手術での周術期管理ガイドライン
→吸入麻酔薬の記述及び推奨度は、アメリカとヨーロッパで異なる。