2013年5月14日火曜日

平成26年度麻酔科専攻医募集

☆☆神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科専攻医募集☆☆






 神戸市立医療センター中央市民病院・麻酔科では平成26年度採用の専攻医(後期研修医)を募集しています。
 当院は神戸市の基幹病院であると同時に、救急救命センターを併設する救急病院であり、小児心臓外科を除く全科の麻酔管理に対応しています。平成23年7月に新築移転し、最新の麻酔環境を有する手術室18室を有しています。大手術も多く、緊急手術も昼夜問わず毎日のように行われる忙しい病院です。麻酔科スタッフ25名のうち専攻医は現在10名であり、当院の手術室、集中治療室の実働部隊としての中央診療部門の核心を担っています。麻酔科専攻医は連日、定期手術に緊急手術に集中治療にと充実した臨床経験を積んでおり、時にはハードな日々もありますが、麻酔科医としての臨床能力をつけるには当院は最適の病院です。
 当院麻酔科の特徴として、手術部門に隣接して麻酔科管理型ICU(GICU)を有しており、心臓大血管手術をはじめとする大手術の術後管理、内科的重症患者、院内急変患者の治療を麻酔科主体で行なっている点があります。専攻医は1年次、および3年次に集中治療部専属期間を経験し、集中治療を学び経験することとなります。
 朝の麻酔科ミーティングも当院麻酔科の名物です。毎朝、日々の業務が始まる前に全員集合での勉強会が開催され、麻酔、集中治療、経食道心エコー、神経ブロック、症例フィードバックなど、麻酔科ローテーション中の研修医の先生も加えて発表&質疑応答が行われ、全員で知識を深め、共有しています。
 当院麻酔科の専攻医プログラムの概要は以下の通りです。 


【1年目】
1.一般的な手術の麻酔を単独で担当できる。
2.心臓大血管手術を上級医の指導の下に経験し、知識と技術を習得する。
3.2ヶ月のGICU専属期間で重症患者管理を経験し、人工呼吸、循環管理、血液浄化法、栄養管理など、集中治療の知識と技術を習得する。


【2年目】
1.挿管困難、大量出血、循環動態不安定などの緊急事態に対応できる。
2.心臓大血管手術を単独で担当できる。
3.日本周術期経食道心エコー認定医(JB-POT)を取得する。
4.麻酔・集中治療領域での症例報告や論文作成を行う。
5.超音波ガイド下神経ブロックを習得する。


【3年目】
1.研修医を指導できる。
2.心臓大血管手術の麻酔で後期研修医を指導できる。
3.集中治療室において入室患者の治療方針を決定し、夜間当直を担当する。
3.麻酔科標榜医・認定医を取得する。



 充実したスタッフ構成のため、オンオフがはっきりしていることも当科の特徴です。夜間は麻酔科当直(麻酔部門2人、集中治療部門1人)が緊急手術、集中治療に対応するため、非当直日は仕事が終われば完全duty freeです。夜間呼び出されることはありません。また当直明けも可能な限り早く帰れるよう努力しています(だいたい昼過ぎには解放です)。
 忙しい病院ですが、麻酔科スタッフ25名、協力して、お互いから刺激を受けながら日々の業務に勤しんでいます。神戸市の高度医療、救急医療の第一線を担う当院麻酔科で研鑽を担いたいという志の高い先生方の応募を期待しています。是非一度見学にお越しください。
 研修医の先生の見学は随時受け付けています。麻酔部門中心、集中治療部門中心、どちらも、など希望があればお伝え下さい。もちろん医学生、後期研修医の先生、その他ベテランの先生方の見学も歓迎しています。お待ちしております。

■見学申し込みなど、お問い合せはこちらへ。
副院長兼麻酔科部長 山崎 和夫
313kyama■kcho.jp (■を@に変換してご送信ください。)

■後期研修医採用情報はこちら
http://chuo.kcho.jp/recruit/late_resident/guidelines3.html