ICU勉強会 担当:A先生
「学会振り返り」
・ICUにおけるせん妄対策
・せん妄は臓器不全の一つで中枢神経障害
・VCM・ワーファリンもせん妄の誘発因子
・脳実質の委縮
・CAM-ICUで診断(多くは見過ごされている)
・入院コストが12~20万円増加
・6か月後の死亡率3倍
・さまざまな合併症を持つ脳出血急性期症例の管理
・ワーファリンはVit.K依存性凝固因子産生抑制。
→緊急時はFFPなどを入れるしかない
・PCC(プロトロンビン複合体製剤)
・INR<5.0 500単位
・INR>5.0 1000~1500単位
・PCC(ファイバ)
・FEIBA(Factor Eight Inhibitor Bypassing Activity)
・複数の凝固因子を含む活性型プロトロンビン複合体製剤
・インヒビター症例
→第Ⅷ及び第Ⅸ因子が関与する凝固経路を迂回して止血促進。
・DICは禁忌
・塞栓症のリスクあり(心筋梗塞など)
・緊急帝王切開の麻酔
・くも膜下モルヒネで遅発性呼吸抑制は全例病的肥満患者
・危険な症例では原則母体優先であることを説明しておく
・死戦期帝王切開
→CPR開始後4分で回復しない場合に母体救命目的。
・死後帝王切開は母体死後に児を救出するために施行する帝王切開
・不妊治療(体外受精)で癒着胎盤多い
・リトドリン投与中止後、K↑に注意
・麻酔科医が知っておきたい超音波テクニック
・気胸の診断:Lung sliding, Lung pulse
⇒気胸は分離換気中に見て訓練
・声帯の観察:声帯麻痺の診断に
・胃内容の観察
→心窩部操作でなければなし
→あればフルストマック疑い
・胃管挿入:頸部エコーで食道にあることを確認