ICU勉強会 担当:M先生
「10年後のICUを予測してみる」
・日本はアメリカを20年遅れで模倣している。
→2000年のアメリカのデータが2020年の日本の医療状況を反映?
・米国と英国の比較
・人工と医療サービス
・急性期治療ベッド
→ドイツとベルギーは多い。
→アメリカはそんなに多くない。
・ICUベッド
→アメリカはかなり多い。
→英国は少ない。
・病院死亡率
→アメリカは30%、英国で50%程度。
→アメリカは病院にたどり着けない貧困層もいる。
・米国は英国の7倍(人口比)のICUベッドがある。
・入院即ICUは米国が58%、英国は33.4%
・85歳以上のICU入室は米国が7.8%、英国が3.2%
・総入院は差がなく、1000人当たり100人位
→そのうち、19.3%がICU(米)、2.2%(英)
・Mortality with ICU 7.4%(米)、19.6(英)
・死亡統計
・神戸市のdemographic data
・人口:約150万
・年間死亡数:13000人
・総ベッド数:約18000(一般病床11600)、
・総退院数:約190000
・総ICU数:病院死亡数 等が不明だが・・・
・KCHO(旧KCGH)の退院統計(2008)
・年間病院死亡数/年間総退院数:900/19000
・旧ICU:年間死亡数/総退室数:100/2000
・神戸市の中のKCGH
・2020年の予言
・当院の(実質的な)ICUは50以上になるだろう。
・術後や救急からの患者は次々にICUに入る
・総入院数は4万人??(平均在院日数7日で計算)
・ICU入室は8000人 。
・病院総死亡1600人、ICU関連死亡550人 (35%)
・予言の問題点
・神戸市の人口の変動。
・後方病院、あらたな急性期病院の出現。
・病院死亡数。
・どこで死ぬかに関する人々の意識。
・病院にたどり着かずに死んでしまう人々は増えるか。
・平均在院日数はどこまで短縮されるか。
・ICUにおけるEOL問題はさらにおおきくなるであろう。
臍帯血幹細胞移植