麻酔科勉強会 担当:N先生
「2012 ASA annual meatingとUPMC見学記」
・2012年はWashington DCで開催
・ちなみに2013年はSan Francisco
・10/13-17の5日間
・プログラムは日本とそう変わらないが規模が大きい。
・Oral、Poster discussion、ePoster presentation
→native並の英語力が必要。
・Poster presentation
・scientific abstract
・medical challenging case
→英語が苦手でもなんとかなるかも。
・企業展示
・日本の倍ぐらいの広さのブース
・見た事のない企業も多くあった
→中国系企業が増えているらしい
・名札のバーコードを読み取られる。
→後日連絡をとれるようなシステム
・面白かったデバイス
・RUSCHのEZ-BLOCKER
・気管支ブロッカーの一種
・ブラインドで抵抗があるところまで挿入
・ブロックしたい方のカフを膨らませる
・CLARUS新製品
・良い点
・LEVITANにモニターがついた新製品
・モニターの横にダイアルがある。
→スタイレットの動きに合わせて角度を変えられる
・悪い点
・吸引ポートが無い
・高そう
・Truflex
・可動性のあるスタイレット
・GlidescopeやMc grathとの併用がオススメ
・ARROWの持続PNB用カテーテル
・固定がめんどくさそう。
・会場風景
・LMAの巨大模型
・ASA Bistro
・Washington DC
・きれいな街並み
・政府機関と博物館だらけ
・公園にはリスと浮浪者が多い
・ピッツバーグへ。
・University of Pittsburgh Medical Center(UPMC)
・UPMC presbyterian/montefiore
・主に成人の胸部・移植・脳・外傷・デイ手術
・手術室は41室 (presbyは29室)
・スタッフ55人、麻酔看護師111人
・2010年には麻酔件数35,757件
・521件の移植手術(そのうち126件が肺移植)を施行。
・肺移植においては全米トップの件数を誇る。
・手術見学(心臓・肺移植)
・Cardiac anesthesia部門
・フェローは年間4人
・研修期間は1年
・主にTEEを学ぶ → PTEexam取得を目標
・心臓血管麻酔・肺移植の麻酔を担当
・①redo MVR+TAPを見学してきました。
・導入前にA-line (上腕からシース)
・導入はプロポフォール・フェンタニル・エスラックス
・ネオシネジンにて血圧コントロールしながら挿管
→なぜか挿管前にメパッチを貼布
・SGカテは麻酔器の上で開封(清潔?)
・シースはルーメン2つ付きの三叉シース使用
・TEEのお作法
・ルーチンワークは似たような感じ
・ZOOMを多用し、弁の性状などじっくり見ていた
・外科医にまとめて所見を述べていた
・Weaning
・Ao declamp前から、カテコラミン投与開始
・麻酔科側からMg・lidocaine・Ca投与
・プロタミン投与前にDDAVPを静脈内投与
・TEGで凝固系のチェック
・Redo症例にも関わらず30分くらいで帰室していた模様
・DDAVP使ってた。
・②肺移植見学してきました。
・Nitric Oxide使ってた。
・呼吸回路に組み込んで投与
・肺高血圧に対して使用
・使用後PA圧かなり下がってた。
・ECMOとpulmonoplegia
・再灌流
・気管→PA→PVと吻合
・Reperfusion前にソルメドロールを投与
・肺にはpulmonoplegiaを灌流しておく(CPB回路使用)
・ちなみに肺移植は
・single-lung transplant
・en bloc double-lung transplant
・sequential double-lung transplant
・heart-lung transplant
の4種類がある。
当院でも心臓外科手術ではTEG