「ICU勉強会」 担当:U先生
「食道手術後の合併症」
・食道癌手術は困難な手術である。
・再建術式
・後縦隔再建・胸骨後再建・胸骨前再建
・合併症:20-80%
・肺炎:16-67%
・心筋梗塞
・急性心不全
・吻合部リーク
・心房細動
・反回神経麻痺
・UTI
・無気肺
・死亡率:0-22%
・30日死亡率:0-6%
・合併症が多くなれば死亡率が上がる。
・リスク因子
・morbidity、30日mortalityいずれもリスク因子なのは
→インスリン使用のDM、高齢、ALP>125
・術後合併症として
・肺合併症
・導管不全
・横隔膜ヘルニア
・心臓合併症
・反回神経麻痺
・乳び胸
・・・
・縫合不全
・5-18%に生じる。
・死亡率12%
・大網充填が行われる。
・適切な組織灌流を保つ。
・CTガイド下ドレナージ
・低血圧、無尿、アシドーシスなどが予測因子
・抗生剤使用
・導管血流不全
・外科的介入を必要とするのは1-2%
・大腸導管より胃管つり上げのほうが多い。
・30日死亡率を上げる。
・内視鏡観察すると、灰色、白色、黒色の粘膜を呈する。
・septic shockとなり急性の経過を呈する。
・機能的導管障害
・胃内容排出遅延、ダンピング症候群、低血糖、食道反射など
・食道切除後症候群
・早期:ダンピング症候群、晩期:低血糖
・胃内容排出遅延
・ボツリヌス毒素両方が効果がある場合がある。