ICU勉強会 担当:T先生
「挿管チューブのカフについて」
・カフの役割
・挿入時の進入長の目安(カフが声門を1-2cm過ぎるまで)
・気道分泌物のシール
・誤嚥防止
・咽頭や消化管分泌物の流入を防ぐ
・陽圧換気の促進
・カフ圧は20-35mmHg(27-34cmH2O)に保つ
・Low pressure High volume cuff
・陽圧換気中は20-30cmH2Oに
→粘膜虚血を防ぐため。
・気道損傷は起こりうる。
・繊毛の剥奪
・気道狭窄
・気道破裂
・気管食道瘻
・VAPを防ぐために・・・
・カフ上吸引
・カフ圧(持続的に20cmH2O)
・カフの材料はポリ塩化ビニル&ウレタン
・カフ圧調整は?
・カフ圧系
・手動→リーク音聴取、パイロットバルン触診
→24%の麻酔科医しか適切な圧を予想できなかった。
・カフリークテスト
・感度0.56、特異度0.92という報告が
・抜管後トラブルは気道内腔の狭小化が影響
・抜管後気道浮腫のリスクファクター
・女性
・太いチューブ
・長期間の挿管
・高いカフ圧
・挿管困難症例
・その他使用上の注意
・パーカー気管チューブにリドカイン噴霧剤は使用しない。
・キシロカインポンプスプレー8%も噴霧しない。
→カフが破損するおそれがある。
→実験してみましたが破損しませんでした。