麻酔の問題集 担当:H先生
EtCO2について調べてきました。
・カプノメーターについて
メインストリーム方式&サイドストリーム方式、利点と欠点
サイドストリーム方式の吸引量は50-250ml/min
・死腔換気が増えるとEtCO2はどうなる?
→EtCO2減少、PaCO2-EtCO2ギャップの開大
・死腔換気率(Vp/Vd)について
正常値は0.2-0.3。
(PaCo2-EtCo2)/PaCO2で推定可能。
・EtCO2の突然の減少、何を考える?
→事故抜管、PE、サンプリングチューブの閉塞、抜け、回路閉塞など。
→ちなみにEtCO2の上昇は悪性高熱症のサインでもある。
・PaCO2-EtCO2ギャップ開大の原因は?
→PE、低灌流、COPDなど。
・EtCO2が影響を受けるものは?
→換気条件、肺血流量、代謝亢進、心拍出量の増大など。
・ICUにおけるEtCO2
ACLSガイドラインでは?
①気管挿管の確認(Class1、Evidence Level A)
②CPR中のモニターとして(Class 2b、Evidence Level C)
AARCガイドラインでは・・・
人工呼吸中患者全てに用いる、べきではない。
ICUでは心肺機能に問題ある患者が多いため、有用性が低くなる可能性。
・PEにおけるEtCO2
Wellsスコア、Dダイマー、V/Qスキャンなどと組み合わせて診断に用いる。
2011年11月30日水曜日
2011年11月28日月曜日
CRT-D
ICU勉強会 担当:H先生
CRT-Dについて調べてきました。
・COMPANION study
・LVリードはCSより逆行的に挿入。側壁、後側壁がいいらしい。
・適応:薬物治療で改善しないNYHA Ⅲ-Ⅳの心不全、EF<35%、QRS>130msec
・7割で治療効果があったとの報告。
・設定について
・VT、VFの区別は心室レートのみで判断。出力は0.2-38J。
・抗頻拍ペーシング(ATP)
VTより10-3-%早いレートで4-15拍ペーシング。
accelerationをきたす可能性、VF誘発する可能性。
Burstモード:一定周期でペーシング。
Rampモード:一拍ごとに周期が早まっていく。
・CRT-Dのトリビア
1台480万円
携帯電話は22cm以上離す。
空港などの金属探知機も避けるべき。
ICOCAとかのカードリーダーからは12cm以上離す。
全自動麻雀卓で麻雀してはいけない。
CRT-Dについて調べてきました。
・COMPANION study
・LVリードはCSより逆行的に挿入。側壁、後側壁がいいらしい。
・適応:薬物治療で改善しないNYHA Ⅲ-Ⅳの心不全、EF<35%、QRS>130msec
・7割で治療効果があったとの報告。
・設定について
・VT、VFの区別は心室レートのみで判断。出力は0.2-38J。
・抗頻拍ペーシング(ATP)
VTより10-3-%早いレートで4-15拍ペーシング。
accelerationをきたす可能性、VF誘発する可能性。
Burstモード:一定周期でペーシング。
Rampモード:一拍ごとに周期が早まっていく。
・CRT-Dのトリビア
1台480万円
携帯電話は22cm以上離す。
空港などの金属探知機も避けるべき。
ICOCAとかのカードリーダーからは12cm以上離す。
全自動麻雀卓で麻雀してはいけない。
2011年11月26日土曜日
脳死移植について
麻酔科勉強会 担当:I先生
麻酔科専門医試験問題より
1・冠動脈ステント留置中患者のSAH緊急クリッピング
リスク、問題点、必要な検査は?
空気塞栓の発見、攣縮予防のためには?
2・気管圧迫する甲状腺腫瘍の摘出術
肥満患者の麻酔導入、換気できない時はどうする?
挿管補助器具を挙げる、など
脳死移植について
・ドナー麻酔の管理について
血圧、CVP、尿量、HR、カテコラミンはどうする?
肺移植の場合は肺保護換気を。
尿崩症状態→電解質管理を。
除神経状態、ベッド移動でもバイタル変動をきたす。
脊髄反射は残るので筋弛緩薬は必要。
低体温になりやすい。加温を。
吸入麻酔薬、麻薬、血管拡張薬は使わない。
血圧低下は輸液と輸血でしのぐ。術者は止血する気はない。
Htを維持する。
Aoクランプで輸液輸血を中止。加温から冷却に移る、など。
麻酔科専門医試験問題より
1・冠動脈ステント留置中患者のSAH緊急クリッピング
リスク、問題点、必要な検査は?
空気塞栓の発見、攣縮予防のためには?
2・気管圧迫する甲状腺腫瘍の摘出術
肥満患者の麻酔導入、換気できない時はどうする?
挿管補助器具を挙げる、など
脳死移植について
・ドナー麻酔の管理について
血圧、CVP、尿量、HR、カテコラミンはどうする?
肺移植の場合は肺保護換気を。
尿崩症状態→電解質管理を。
除神経状態、ベッド移動でもバイタル変動をきたす。
脊髄反射は残るので筋弛緩薬は必要。
低体温になりやすい。加温を。
吸入麻酔薬、麻薬、血管拡張薬は使わない。
血圧低下は輸液と輸血でしのぐ。術者は止血する気はない。
Htを維持する。
Aoクランプで輸液輸血を中止。加温から冷却に移る、など。
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