1月第3週の朝勉強会
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「そのノド、押さえますか?」(担当:H先生)
・1961年、セリック法の登場
・輪状軟骨の圧迫
・意識消失前10N、消失後30N
・クリコイドプレッシャー(CP)はいまだcontrovertial
・CT所見での研究
→食道は気管の直下にないことが多い
・MRIでの研究
→食道は変形するだけで閉じない
・嘔吐のメカニズム
→LES圧<胃内圧で嘔吐へ
→CPはLES圧を下げる可能性
・JAMAのRCTよりセリック法vs偽セリック法
・誤嚥に有意差なし
・セリック法すると挿管に時間がかかる
・Cormack分類も悪くなる
木:麻酔科勉強会「PDPH再考」(担当:Y先生)
・脊髄くも膜下麻酔の1%
・硬膜外麻酔の硬膜誤穿刺の52-80%
・Dura punctureリスクは夜間と若い施行者
・複視、聴力低下が主症状のことも
・72時間以内に発症
・70%は1週間以内に軽快
・ペンシルポイント針vsクインケ針
・治療法
・ブラッドパッチ
・翼口蓋神経節ブロック
・ワゴスチグミン
金:初期研修医勉強会「OSASと筋弛緩薬」(担当:I先生)
・肥満、日本人はBMI<25, WHOでは<30
・肥満症は疾患
・脂肪細胞の質的異常と量的異常
・SASまとめ
・定義
・閉塞型、中枢型、混合型
・AHI
・筋弛緩薬とSASの関係
・high risk SAS患者は筋弛緩残存が多い
・呼吸器合併症も多い
・スガマデクスの使用は呼吸器合併症を減らす
・コストは高くつく