2019年1月18日金曜日

1月第3週の朝勉強会

1月第3週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「そのノド、押さえますか?」(担当:H先生)
 ・1961年、セリック法の登場
   ・輪状軟骨の圧迫
   ・意識消失前10N、消失後30N
 ・クリコイドプレッシャー(CP)はいまだcontrovertial
 ・CT所見での研究
  →食道は気管の直下にないことが多い
 ・MRIでの研究
  →食道は変形するだけで閉じない
 ・嘔吐のメカニズム
  →LES圧<胃内圧で嘔吐へ
  →CPはLES圧を下げる可能性
 ・JAMAのRCTよりセリック法vs偽セリック法
  ・誤嚥に有意差なし
  ・セリック法すると挿管に時間がかかる
  ・Cormack分類も悪くなる
木:麻酔科勉強会「PDPH再考」(担当:Y先生)
 ・脊髄くも膜下麻酔の1%
 ・硬膜外麻酔の硬膜誤穿刺の52-80%
   ・Dura punctureリスクは夜間と若い施行者
 ・複視、聴力低下が主症状のことも
 ・72時間以内に発症
 ・70%は1週間以内に軽快
 ・ペンシルポイント針vsクインケ針
 ・治療法
  ・ブラッドパッチ
  ・翼口蓋神経節ブロック
  ・ワゴスチグミン
金:初期研修医勉強会「OSASと筋弛緩薬」(担当:I先生)
 ・肥満、日本人はBMI<25, WHOでは<30
 ・肥満症は疾患
 ・脂肪細胞の質的異常と量的異常
 ・SASまとめ
  ・定義
  ・閉塞型、中枢型、混合型
  ・AHI
 ・筋弛緩薬とSASの関係
  ・high risk SAS患者は筋弛緩残存が多い
   ・呼吸器合併症も多い
  ・スガマデクスの使用は呼吸器合併症を減らす
   ・コストは高くつく