2011年12月8日木曜日

MVRにおける弁下組織の温存+Ebstein奇形

TEE勉強会 担当:S先生

Case1:59歳男性 Severe MRに対してMVR後

TEE画像
anti-anatomical positionにセットされた機械弁。
2本のMRjetがmedial側から立ち上がる。→弁の閉鎖制限あり。

・MVRにおける弁下組織温存について
利点:LV破裂のリスク減少、LV機能回復、5年生存率上昇
欠点:人工弁の動きを邪魔する可能性

・MVR後のチェックポイント
Diskの動き、弁に動揺がないか、血流評価、圧較差、EOA

Case2:28歳女性 Severe TRに対してTVRまたはTVP予定

TTEE画像
右心系がでかい。TR severe、ASDがある。
TVの中隔尖が心尖部方向に偏位。Curtain like 前尖(長い前尖)
後尖は後方にずれている。
→ Ebstein奇形

・Ebstein奇形について
ASDを75%に合併。20%でWPW syndrome合併。通常TR(+)。
外科的治療
HardyのTV挙上転位術(日本では数例しかないらしい)
TVRになることも。