2019年2月13日水曜日

人工心肺ハンズオン

「人工心肺ハンズオン」

本日、当院手術室にて麻酔科医師、集中治療部医師、初期研修医、手術室看護師などを対象に臨床工学技士主催の人工心肺ハンズオンセミナーが開催されました。実際に人工心肺装置、IABP、ECMO、体外式ペースメーカー、各種送血脱血デバイスに実際に触れて動かしてみることでさらに深い知識を得てもらう企画です。
夕方開催ではありましたが、麻酔科スタッフ一同協力して、麻酔科専攻医の先生、麻酔科ローテーション中の初期研修医の先生には全員に参加してもらうことができました。


 「人工心肺装置に触ってみよう」

 初期研修医の先生方も興味津々

 実際にシミュレーターを使って動かしてみます

これがやってみるとなかなか難しい

ECMOの操作も勉強します

IABPのバルーンにも実際に触ってみることができます。

 レトロカニューレを挿入するのは結構難しい

専攻医の先生方にも楽しんで勉強してもらいました。

2019年2月11日月曜日

2月第2週の朝勉強会

2月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「SCCM予演会」(担当:K先生、H先生)
  ・SCCM@San Diegoに演題発表する先生方による予演会
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「1月症例振り返り」(担当:H先生)
  ・帝王切開で高位脊麻に
  ・挿管後にpulseless VTに。CPR&DCでROSC
  ・硬膜外カテーテルが抜けなくなった
  ・術後ドレープと一緒にパイロットカフチューブも切断
  ・頚椎術後、抜管後再挿管
  ・外傷性気胸、抜管後再挿管
木:麻酔科勉強会「抜管ガイドラインの紹介」(担当:H先生)
  ・DAS 2012ガイドライン
  ・気道反射について知る
    ・過剰、過小、異常
  ・貯蔵酸素の消費スピード
  ・抜管に向けての4STEP
   ・Plan
    ・導入前にPlan、抜管前にReview
   ・Prepare
            ・Low riskか、At riskか
   ・Perform
    ・抜管前はFiO2 1.0が良さそう
      →吸収性無気肺のリスク、酸素毒性も考慮
    ・体位
    ・吸引
      →理想的には喉頭鏡で見ながら
    ・Corner's clotに注意
    ・リクルートメント
    ・加圧抜管vs吸引抜管
    ・バイトブロックは?
    ・チューブを噛まれたらどうする?
   ・Postextubation
  ・喉頭浮腫予防のステロイド
  ・その他のトピックス
   ・深麻酔下抜管
   ・LMA入れ替えて抜管
   ・Remifentanil残したまま抜管
金:初期研修医勉強会「PONV」(担当:K先生)
  ・PONVの定義
  ・メカニズム
  ・関連するレセプター
  ・中枢性嘔吐、末梢性嘔吐、薬物による嘔吐
  ・リスク評価
    ・患者要因、麻酔要因、手術要因
  ・APFEL Score
  ・ネオスチグミンリバースはPONVのリスクになる?


2019年2月1日金曜日

1月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

1月第5週の朝勉強会と初期研修医プレゼンアワード

月:ICU勉強会「テロ災害に備える」(担当:T先生)
  ・CBRNE
  ・日本におけるテロのリスク
  ・テロを認識する
    ・同じ場所、多くの患者、症状が同じ
  ・テロに巻き込まれた場合の対応
  ・2次汚染のリスク
  ・Gate Controlの重要性
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「血液型と不規則抗体」(担当:M先生)
  ・表裏試験不一致の緊急症例を経験
    →輸血はどうする?
  ・ABO式血液型の発見の歴史
  ・血液型検査の概要
  ・表、裏試験が不一致の場合
  ・緊急度とは
  ・主試験と副試験
  ・コンピュータークロスマッチ
  ・シスAB型とボンベイ型
木:麻酔科勉強会「CVカテーテル」(担当:K先生)
  ・適応
  ・合併症
  ・内頸静脈の解剖と走行
  ・CV穿刺時の体位
    ・PEEP、頸部回旋、head-down
     →回旋しすぎると静脈が重なってしまう
  ・ZONE A~Cとは
  ・Ludwig平面
  ・ガイドワイヤーは17.5cm以上挿入しないほうがよい
金:麻酔科勉強会「症例報告の書き方」(担当:Y先生)
  ・症例報告、症例シリーズ報告とは
  ・症例報告の意義
  ・同意書は必要か?
    ・HIPPAガイドライン
  ・倫理委員会への報告は必要か?
  ・タイトルの付け方
  ・抄録の書き方
  ・本文の書き方
    ・はじめに、の書き方
    ・経過の記述
    ・考察の書き方
  ・Authorshipについて
    ・筆頭著者と責任著者
    ・Corresponding Author
    ・和文雑誌への投稿と英文雑誌への投稿


当科では朝の勉強会における初期研修医の先生の発表をスタッフ、専攻医全員で評価しています。1月最終週、2カ月の麻酔科ローテーションの中で特に優れた発表を行ったI先生に対して表彰が行われました。


表彰を受けるI先生

2月からはまた新たな初期研修医の先生を麻酔科に迎えます。今後も初期研修医の先生が麻酔科ローテーションを通じて多くの知識と経験を身に付けてもらえるよう工夫を重ねていこうと考えています。

2019年1月28日月曜日

1月第4週の朝勉強会

1月第4週の朝勉強会

月:ICU勉強会「アンギオテンシンまとめ」
  ・MEPの維持
  ・Refractory shock
  ・Multimodal vasopressors
  ・SepsisとRAS系
   ・アンギオテンシンII、ACEの血中濃度が下ると
    死亡率が上がる?
    →Lacより死亡率の予想が高い?
  ・Shockに対するAngII療法(Giapreza)
    →ARDS, AKIで有効性あり?
    ・CPA患者に対する投与も
火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「ケタラールについて」(担当:H先生)
木:麻酔科勉強会「全身麻酔時の歯牙損傷」(担当:Y先生)
  ・歯牙損傷のリスク因子
   ・挿管困難
   ・歯牙状態不良
  ・エナメル質は痛みを感じない
   →歯牙損傷しているか自覚症状がない
  ・ラミネートベニア
  ・エナメル質の破折→レジンで修復
  ・縦方向の破砕→抜歯の適応 
  ・DMF分類と動揺度分類
  ・損傷しやすい場所は?
  ・マウスピースの有用性
金:初期研修医勉強会「周術期脳梗塞」(担当:A先生)




2019年1月18日金曜日

1月第3週の朝勉強会

1月第3週の朝勉強会

火:麻酔科定例カンファレンス
水:専攻医勉強会「そのノド、押さえますか?」(担当:H先生)
 ・1961年、セリック法の登場
   ・輪状軟骨の圧迫
   ・意識消失前10N、消失後30N
 ・クリコイドプレッシャー(CP)はいまだcontrovertial
 ・CT所見での研究
  →食道は気管の直下にないことが多い
 ・MRIでの研究
  →食道は変形するだけで閉じない
 ・嘔吐のメカニズム
  →LES圧<胃内圧で嘔吐へ
  →CPはLES圧を下げる可能性
 ・JAMAのRCTよりセリック法vs偽セリック法
  ・誤嚥に有意差なし
  ・セリック法すると挿管に時間がかかる
  ・Cormack分類も悪くなる
木:麻酔科勉強会「PDPH再考」(担当:Y先生)
 ・脊髄くも膜下麻酔の1%
 ・硬膜外麻酔の硬膜誤穿刺の52-80%
   ・Dura punctureリスクは夜間と若い施行者
 ・複視、聴力低下が主症状のことも
 ・72時間以内に発症
 ・70%は1週間以内に軽快
 ・ペンシルポイント針vsクインケ針
 ・治療法
  ・ブラッドパッチ
  ・翼口蓋神経節ブロック
  ・ワゴスチグミン
金:初期研修医勉強会「OSASと筋弛緩薬」(担当:I先生)
 ・肥満、日本人はBMI<25, WHOでは<30
 ・肥満症は疾患
 ・脂肪細胞の質的異常と量的異常
 ・SASまとめ
  ・定義
  ・閉塞型、中枢型、混合型
  ・AHI
 ・筋弛緩薬とSASの関係
  ・high risk SAS患者は筋弛緩残存が多い
   ・呼吸器合併症も多い
  ・スガマデクスの使用は呼吸器合併症を減らす
   ・コストは高くつく


2019年1月17日木曜日

超緊急帝王切開シミュレーション

年に2回開催される超緊急帝王切開シミュレーションが開催されました。
今回は1F救急外来にて超緊急帝王切切開の宣言がなされたという設定で、
宣言より20分以内での児娩出を目指して、
産婦人科、麻酔科、新生児科、救急部、手術室、ERの協力の下、
多数のスタッフが参加してのシミュレーションが行われました。






2019年1月11日金曜日

1月第2週の朝勉強会

1月第2週の朝勉強会

月:ICU勉強会「ICUの過去、未来」(担当:S先生)
 ・ICUの歴史
  ・Intensive Nursing Care
   ・ポリオの大流行と人工呼吸
  ・ICUの父
  ・日本初のICU
 ・tele-ICU
 ・集中治療専門医に必要な資質とは
 ・VAD, IMPELLA, MitraClipへの対応
火:麻酔科定例カンファレンス
水:12月症例振り返り(担当:K先生)
 ・高度肥満患者に対する脊髄くも膜下麻酔
 ・局所麻酔手術中に呼吸停止
 ・挿管困難、マスク換気困難の1例
 ・硬膜外カテーテルのくも膜下への迷入
 ・体位変換で挿管チューブが抜けた
 ・麻酔の説明中に迷走神経反射
 ・鎮静されて手術室に来たため麻酔の説明ができなかった例
木:麻酔科勉強会「胃管」(担当:U先生)
 ・胃管の適応
 ・胃管挿入の合併症
 ・胃管挿入の各種テクニック
  ・逆セリック法
  ・胃管に水を通したまま凍らせて使用
 ・EC junctionをなかなか超えない場合どうする?
金:初期研修医勉強会「デスフルランとレミフェンタニル」(担当:S先生)
 ・デスフルラン vs セボフルラン
 ・デスフルランの使用はレミフェンタニルの使用量を減らす?